マイクロコントローラ(以下マイコン)分野の世界的リーダーであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、組込みアプリケーション向けに最適化されたARM Cortex-M3コア・ベースの32bitマイコン
STM32ファミリの導入コストを最小限に抑える、極めて低価格な開発環境を発表しました。
この開発環境は、コード・サイズや使用期間の制限がなく、無料ダウンロードが可能な開発ツール
Atollic TrueSTUDIO®/STM32と、USB経由でターゲットに接続するためのST-LINKデバッグ・プローブを統合したものです。ST-LINKの21ドルという低額な初期投資のみにより、暫定的な少量製品のコンセプトを含む幅広い設計において、ソフトウェア/ピン/ペリフェラル互換性のある70種以上のバリエーションで構成された
STM32ファミリの高い性能、低消費電力、および豊富な機能を活用することができます。
Atollic TrueSTUDIO/STM32は、Eclipse™統合開発環境(IDE)フレームワークを採用しており、ARM社のプロセッサ用GNUコンパイラ/デバッガを搭載しています。無料提供されているLiteバージョンには、プリコンパイル済みのランタイム・ライブラリも含まれています。また、
Atollic TrueSTUDIO/STM32 Pro を購入することで、より包括的な機能が利用可能になります。
Atollic TrueSTUDIO/STM32 Proは、C++言語のサポート、組込みハードウェアの実装よりも先行した開発を可能にするPCベースのビルド/デバッグ・ツール、UMLダイアグラム・エディタなどのグラフィカル・ツール、およびバージョン管理やバグ/タスク管理等との連携機能を含む包括的な機能を備えた低価格な開発環境です。
STM32の製品ラインは、Cortex-M3コア・ベースの製品に関して、業界最大クラスのラインアップを形成しており、数千の設計に採用されています。STは、2007年中頃に低価格な「アクセス・ライン」と72MHzで駆動する 「パフォーマンス・ライン」を発表して以来、低価格でUSB接続性を組み合わせた「USBアクセスライン」と、イーサネット、デュアルCAN、USB OTG、およびオーディオ・ペリフェラルを組み合わせた「コネクティビティ・ライン」を追加してきました。
STM32ファミリは、70種類以上の製品で構成され、様々なパッケージ・オプション(36ピン〜144ピン)とFlashメモリ容量(16〜512KB)を用意しています。
ST-LINKデバッグ・プローブは現在提供中で、価格は21ドルです。
Atollic TrueSTUDIO/STM32は
http://www.atollic.com/index.php/downloadからダウンロード可能で、価格は
TrueSTUDIO/STM32 Proが995ユーロ、
TrueSTUDIO/STM32 Liteは無料です。