保護IC分野の世界的リーダーの1社であるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、サージ保護の国際規格であるIEC61000-4-5に準拠し、動作温度範囲全域にわたって高い信頼性と効果的なサージ保護を実現する初のシリコン保護ICを発表しました。
STIEC45 Transil™ファミリは、電源が必要とするサージ、静電気放電(ESD)、および過渡電流に対する保護機能を提供します。サージ・エネルギーが電源に到達するのを防ぐ目的で通常は酸化金属バリスタ(MOV)が接続されますが、シリコン保護ICはより高い信頼性を備えています。それらの中で、
STIEC45ファミリのみがIEC61000-4-5に準拠しています。
さらに、STの
Transilは最高150℃までの動作温度で保護能力の75%以上を維持すると共に、プリント基板上の標準規格サイズの金属パッドにハンダ付けされます。このアプローチにより、工場や車両など、高温環境で動作する機器用にスペース効率の優れたソリューションを提供します。他のシリコン保護ICは、規定のサージ保護を提供するために特大サイズのパッドを必要としたり、25℃以上で保護レベルが急速に低下する場合があります。動作温度125℃では規定のピーク・パルス電力の40%以下しか吸収できない製品もあります。
STIEC45-xxASファミリの主な特徴は以下のとおりです。
- サージ規格の他、ESDはIEC61000-4-2、過渡電流(EFT)はIEC61000-4-4に準拠
- MIL-STD-883(Method 3015)ESD試験に合格
- ピーク・パルス電流能力:500A(8/20μs)
- 150℃での電流能力:410A(8/20μs)
- 低リーク電流:0.2μA(25℃)/1μA(85℃)
- スタンド・オフ電圧のオプション:24V、26V、28V、30V、33V
STIEC45には、24V〜33Vのスタンド・オフ電圧をカバーする5種類のオプションが用意されています。同ファミリは現在量産中で、SMC表面実装パッケージ(8x6mm)で提供されます。価格は10万個購入時に約0.20ドル以上です。